● 校長室から ●
Messages from the principal

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ウィーン日本人国際学校 校歌
2019/07/11



作詞 河竹登志夫
作曲 藤原道従

緑濃き ウィーンの森にこだまして
理想に燃える歌声は
宇宙はるかに天翔ける
ああ 学び舎の空高く

夢青き ドナウの流れとうとうと
古い都に若い血の
おどる春秋一筋に
貫きたとう友皆と

はるかなる祖国の誇り胸に秘め
一つの世界目指しつつ
強く明るく今日もまた
学びの道をいざゆこう

本校の校歌は41年前の開校式で初めて披露されました。この歌の作詞者の河竹登志夫先生は「当時の校長先生から頼まれて作ったもので、ウィーンの森とドナウ川と祖国を読み込もうと精魂を傾け、何十回も書き直した」そうです。
また、作曲者の藤原道従先生は「すばらしい歌詞を何回か読んでいるうちに、自然にメロディーが出来上がり(開校の)祝賀式二日前くらい前にできた」と開校十周年記念誌で述べられています。
 ウィーン日本人国際学校の校歌は今でも事あるごとに歌っています。今後十年、二十年と歌いつがれていく事でしょう。


水泳教室
2019/07/4



7月に入り第2回目の水泳教室を行いました。本校にはプールがないのでそのため体育の授業として近くの公営プールに行って水泳教室を行っています。
このところウィーンの天候は一定していなくて曇りの日が続いたり暑い日があったりします。しかし幸いな事に2回目の水泳教室の日には天気が良い日でした。
水泳教室では全校児童・生徒が準備物を持って出発します。学校から歩いて15分ほどで公営プールに着きます。
公営プールは室内・室外プールがありますが、現地の子ども達も先生に引率されてプール学習に来ていました。学校で来た場合の並び方や静かにすること等の指導は私たちと同じ様です。また小さい子を連れたお母さんも多く、広い芝生でゆったりとくつろいでいます。地元の人のいる中での日本人国際学校のプール学習でしたが、みんな楽しそうな顔でプール教室を終えて帰校しました。
日本では多くの学校にプールがあり、夏が近づくとプールを掃除してプール学習が始まります。プール掃除といっても大きくてそして藻などが張っていたりするのでPTAや子ども達とも一緒に掃除をしていました。
私たちの水泳教室は2回で終わりますが、終わると間もなく夏休みが始まります。


2019年 宿泊学習
2019/06/26


今年もザルツカンマーグート方面に宿泊学習に行ってきました。3日間をみんなで無事にそして有意義に過ごすためには目標を持って、しっかりと準備をしていく事が大事です。今年の宿泊学習の目的は@オーストリアの歴史や自然に親しむAドイツ語・英語による現地の人たちとの交流を通して、コミュニケーション能力を高めるB各活動を通して、友達どうしの相互理解を深め、協力することの大切さを学ぶ、です。
 一日目はハルシュタットに着いてエッヒャータールの谷を散策しました。しばらくして小雨が降りはじめ雷が鳴りだしましたが、ガイドさんの判断で近くの軒先を借りる事ができました。しばらくして本格的に雨模様になり、雹が降ってきました。再度小雨になると散策の再開です。まさに雨も楽しむ自然学習の一日でした。
 二日目は聖体節の湖上のお祭りを船から見る事ができました。湖に浮かぶ聖体節の船には演奏者が乗っていて、静かな音楽が聞こえてきます。このお祭りを見ようとたくさんの人達が大小さまざまの船に乗ってやはり湖上から見ていました。
また午後からは化石の発掘に出かけさまざまな化石を見つける事が出来ました。このように二日目は歴史を学ぶ日となりました。
 宿泊学習を通して子ども達は自分達でできる事は自分でするように心がけていました。
今年も素晴らしい体験と思い出を残す事ができました。


宿泊学習に向けて
2019/06/17


過日、ザルツザルツカンマーグート方面に行くための宿泊学習の説明会がありました。
ザルツカンマーグートはザルツブルクに近く雄大な景色と湖のきれいな場所です。
世界遺産にも登録されているハルシュタットもこの地方にあります。
そこに行く宿泊説明会ではまず中学部生などが中心となって在校生に行う説明会がありました。自分達で調べ学習を行い、オーストリア各州の紋章調べや訪問予定の博物館の展示品の事などを発表しました。さらに楽しく有意義な宿泊学習にするためには自分で出来ることは自分でするという心がけが大事です。その心の準備の話もありました。
保護者の方も後方に座って発表の様子を参観されていました。その後には保護者の方向けの説明会を行いました。ここでは持ち物の事や準備の説明、学校からの安全対応などを伝えさせて頂きました。
現在、子ども達は事前学習をして出発に備えています。雄大な自然といくつかのフィールドワークで忘れられない良い思い出となることでしょう。


オーストリアの祝日
2019/06/10



オーストリアの祝日は日本人からみると文化や歴史の違いからお祝いをする内容が日本と大きく違う事と感じる事があります。「聖金曜日」「復活祭の月曜日」「キリスト昇天祭」「精霊降臨祭翌日の月曜日」等が4月5月6月の祝日の中にあります。
 オーストリアに暮らしてみて感じるのはキリスト教が広く人々の暮らしに根付いているという事です。
 例えばイースターのころになるとお店ではイースター・エッグがカラフルな色に塗られて売りに出されます。
またウサギもチョコレートやいろんなデザインの中で登場します。
イースター・エッグはひよこが卵の殻を破って出てくることから、卵は生命の始まりや復活を象徴するとの事。またイースター・ラビットでは繁栄と多産の象徴であるうさぎが、イースター・エッグを運んできたという云われがあることから、イースターのシンボルとして定着したとの事です。
 最初はショッピングセンターでカラフルなたまごがたくさん置いてあるのを見て驚いたのですが、いわれを聞いて納得しました。異文化理解はお互いの理解に通じるということを再認識しました。


第41回新緑大運動会
2019/05/30



運動会スローガン「その瞬間 ゴールに向かって 走りだせ!」

過日、本校で運動会が開催されましたのでお伝えします。運動会は「新緑大運動会」という名前の運動会です。芝生を敷き詰めた校庭の木々の緑も美しいこの時期に毎年開催されています。
 運動会の当日は運動会日和でした。たくさんのご来賓や保護者の方が見えられて子ども達の頑張りに声援を送って頂きました。
プログラムのネーミングも楽しく工夫をしたものが見られます。「ウィーンハリケーン」「ウィーナーリー二エン」などはウィーンにまつわるネーミング。「時代は令和です!」は今年令和元年になった事を取り入れたネーミング。また「短距離走」「玉入れ」「綱引き」「リレー」などは運動会ならではの種目です。とりわけ毎年続いている種目は「ソーラン節」です。
 こおの「ソーラン節」はいろんな所で披露をさせてもらっていますが、新緑の校庭で踊る姿は勇壮です。子ども達の姿が一段と大きく見える雄姿の披露でした。
様々な演技や競技を通してご観覧の人達の大きな声援が励みになっていました。


 

音楽鑑賞教室
2019/05/20



過日、音楽鑑賞教室を行いましたのでその様子をお伝えします。
ウィーン学友協会(Musikverein)と言えば毎年新年を迎えるとニューイヤーコンサートが行われ世界各国で放映される会場です。今年の音楽鑑賞教室はその学友協会にお招き頂くという鑑賞の機会を与えて頂きました。
 指揮者は一万人の第9で有名な佐渡裕氏で、曲目はグスタフ・マーラーの交響曲第2番「復活」でした。
 マーラーはオーストリア帝国で生まれウィーンで活躍をしてそしてウィーンの地で眠っています。今回聴かせて頂いたホールは地下に四つあるホールの一つでガラスのホールでした。そこでトーンキュンストラ管弦楽団の音楽監督を務めている佐渡裕氏が指導されます。途中で指揮を止めて身振りと言葉で指示を出し、また演奏を続ける様子にみんな見入っています。大勢の楽器奏者を前に的確な指示を与えて演奏をされる様子に指揮者の大事な役割とすごさを感じる事ができました。
 子ども達も長い時間にも関らず静かに鑑賞をすることが出来ました。
思い出に残る音楽鑑賞教室でした。


 

 「わたしたちのウィーン」
2019/05/13




「わたしたちのウィーン」は昨年度末に発行された社会科の副読本です。元は平成7年に最初の社会科副読本である「わたしたちのウィーン」が発行されています。その後平成27年度に新しい副読本の刊行が発起され、その後取材や編集、執筆作業を経て今回の刊行となりました。
今回の編集後記から抜粋しますと「単元は全面改訂となり、一からの研究、取材、執筆、そして編集作業と、完成に3年間を要しました。写真や地図、解説図など、デザインをほとんど全てオリジナルのもので作りあげました。初代の副読本からは、題字と、新しく開拓して作り出す創出の精神とを受け継ぎ、新しい時代の『わたしたちのウィーン』が出来上がりました。ウィーン日本人国際学校の子ども達がこの本を開き、自分たちが住んでいるウィーンについて理解を深める事はとても大事だと思います。日本との比較を通して国際性を育むことが出来れば幸いです。」と書かれています。
 これからこの本を学びながらウィーンの暮らしについてのご紹介をしていきたいと思います。


今年の学校経営について
2019/05/06

今年度の学校経営についてお知らせします。これらを骨子として本校の教育を進めてまいります。
よろしくお願い致します。


1.教育課程の編成
(1)日本国の学習指導要領に準拠するとともに、国際理解教育を重視した教育課程を編成する。
(2)基礎基本を大切にするとともに体験を通した活動を重視した教育課程を編成する。
(3)学校規模に応じた教育課程を実施する。
・小学1年生から小学6年生までを対象とした一部教科担任制等
・技能教科等については、複式の指導形態を導入
(ドイツ語・英会話・生活科・書写・体育・音楽・図工・美術・技術家庭)

2.学習指導
(1)子どもの可能性を引き出し、個性を大いに伸ばす。
  ・少人数の良さを生かした個に応じた指導の充実
  ・主体的・対話的で深い学びを進める
(2)国語力「聞く・話す・読む・書く」の定着と豊かな表現力を育成する。
  ・朝読書、音読・暗唱指導、読み聞かせ、紙芝居、文章を書くことの指導を行う。
・教科等の中で表現の場を工夫する。また学校行事の発表の場等を生かして行う。
(3)英会話とドイツ語における実践的な指導の充実を図る。
  ・英会話では世界共通語としてオーラルコミュニケーション能力の育成を目指す
   ・体験的な学習を充実する。(学習したドイツ語を活用した買い物学習等)
(4)読み・書き・計算の基礎基本を中心に知識相互がつながり関係づけられる学習を目指す。
  ・一人ひとりの実態に合わせたきめ細かな指導を心掛ける。
(5)文武両道を目ざす。
  ・学力の向上と同時に体力の向上を図る。
 ・我慢すること、鍛えることも大切にする。

3.生徒指導
(1)児童生徒間、児童生徒と教師間の温かい人間関係を基盤とした指導を心掛ける。
(2)基本的な生活習慣の指導を行う。
・早寝、早起き、あいさつの励行、言葉づかい、時間・ルールの順守、整理整頓、忘れ物0等

4.国際理解教育
(1)学校教育のあらゆる場を通して、コミュニケーション能力を培う。
(2)ドイツ語学習や英語学習を通して、現地理解教育を推進する。(フィールドワーク)
(3)各行事や交流体験を通して、現地理解・国際交流を進め国際感覚を身に付ける。
(4)プルカウ校、22区VS、フォルクスシューレ、VBSとの交流を行う。
  ・授業参観や日本文化、ゲーム、歌、ダンスなどの紹介と披露
(5)地域の一員として行事等に参加し日本文化の紹介を行う。
   ・桜の森祭り、夏祭り、国連バザー
(6)日本の伝統行事・芸能に親しませる。
・御神楽、ソーラン節、和太鼓、書き初め、新年を祝う会(餅つき)など

5.開かれた学校
(1)ホームページ、広報ドナウで学校の学校行事等の情報発信
(2)オープンスクールデーを年1回実施し、本校教育活動の様子を保護者ならびに地域に公開
(3)学校施設(図書室、校庭等)の開放事業の実施

平成最後の日によせて
2019/04/30



今日で平成が終わります。明日、新天皇が即位をされて新しい元号が使われることになります。慣れ親しんだ「平成」は毎日の出来事とともに私達の思い出として記憶されています。
 思い出せば昭和が終わって「平成」時代になった時にも昭和の思い出がつまった昭和時代がなくなってしまう事に一種の感慨を覚えたものでした。今では昭和時代というとずいぶん昔の事になってしまいましたが。
 
 しかし感慨にふける時間はありません。時代が先に先にと進んでいるのは特に本校のように海外にある学校にとっては敏感に感じる事です。今までの教育を行うのでいいのか、同じような教育課程のままでは社会から遅れてしまわないかという問を自分たちになげかける事も多くあります。
他の学校にはない本校ならではの教育はどのようなものなのか常に自問しながら自分たちのアイデンティティをはっきりと出していく事が今求められている気がしています。
 新しい「令和」の時代にふさわしいウィーン日本人国際学校を子ども達のために、教職員を始め保護者、理事会、および日本人会の皆さまと作ってまいりたいと考えています。

令和の時代もよろしくお願い致します。





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