日本人学校と教師 | - 2018/07/23
- 先日、ウイーン少年合唱団のコンサート風景を見る機会がありました。ユネスコ無形文化遺産に登録されている彼らは音楽を通した文化使節として名高く、素晴らしい歌声で世界中の人々を魅了しているのは私よりもみなさんの方がご存知だと思います。私が聞いた曲の中で1979年にスウエーデンの音楽グループ、アバが歌っていた「チキチータ」というのがありました。その歌詞が約40年の時を隔てて私達に語りかけてきました。
歌詞の内容は悲しみに暮れるチキチータに親友が語りかけるもので、何を悲しんでいるんだい?自分と一緒に悲しみを乗り越えようよと語りかけています。親友の悲しみを自分の悲しみとして、しかも自分達にはいつも太陽が照らしてくれているんだよ。元気をだそうよ!と語りかけるその言葉に改めて胸を打たれました。私達ウイーン日本人学校の教員は友達の悩みに寄り添うような強い子ども、優しい子ども達に育てているのか日々自省をしなければなりません。
Chiquitita’ tell me the truth I’m a shoulder you can cry on Your best friend, I’m the one you must rely on But the sun is still in the sky and shining above you Try once more like you did before Sing a new song’ Chiquitita
Music by ABBA 1979 Written by Benny Andersson & Byorn Ulvaeus
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